横浜市都筑区大棚町で２０日未明、廃材や自転車カバーなどが燃える不審火が相次ぎ、

神奈川県警都筑署はいずれも火の気がないことなどから、

連続放火の可能性もあるとみて調べている。けが人はなかった。

　現場周辺の半径約１・５キロ圏内では昨年１２月２６日から今月６日にかけて、

ほかにも不審火が５件発生。昨年１２月１４日夜には、隣接する港北区でも不審火が５件相次いでいる。

　同署によると、２０日午前１時４５分ごろ、都筑区大棚町にある建設会社敷地内で廃材が燃えているのを

男性従業員（７１）が見つけ、警戒中の警察官に通報。

火は約１００平方メートルを焼いて約３時間半後に消し止められた。

また、午前１時５５分ごろには約３００メートル離れた男性会社員（４２）宅で自転車のカバーが燃えているのを

妻（４０）が見つけ、１１９番通報。火は間もなく消し止められた。